「朝のフルーツ=健康にいい」は本当?
「フルーツは朝に食べると酵素が摂れて腸にいい」
「ビタミン補給にもなるし、美容にも◎」
そんなイメージで、毎朝果物を欠かさない方も多いのではないでしょうか。
でも実はその習慣が、「冷え体質」を進行させているかもしれません。
温腸メソッド™の視点では、“果物の温度・タイミング・食べ方”が、体の内側に大きな影響を与えると考えます。
果物が“冷え食材”になってしまう理由
① 果物は水分が多く、内臓を直接冷やす
果物の多くは水分量が80〜90%と非常に高く、特に夏の果物(スイカ・メロン・キウイなど)は体を冷やす性質が強めです。
冷蔵庫から出してすぐの果物を朝イチで摂ると、寝起きでまだ活動していない内臓が一気に冷やされてしまいます。
② 消化が早すぎて“燃えにくい”
果物の糖質は単糖類で、体内に入るとすぐにエネルギーに変わります。
一見よさそうに見えますが、内臓が整っていない状態で糖だけ入れると、急激に血糖値が上がり、逆に低体温を引き起こす原因にも。
③ 朝イチに“単品で冷たいまま”はNG
パン+果物+コーヒー、というシンプルな朝食は「胃腸を温めないまま糖だけが入る」最悪の組み合わせになることも。
冷え体質の方にとっては、代謝を落とす一因になります。
温腸メソッド的・果物の整え方
「果物を食べてはいけない」わけではありません。
温腸メソッド™では、以下のように“整えて摂る”ことで体への負担を減らします。
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常温に戻してから摂る(冷蔵庫からすぐ出さない)
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甘酒やきな粉、ヨーグルト(常温)などと組み合わせる
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朝ではなく、15時ごろのおやつタイムに摂る
また、果物を“温フルーツ”にアレンジするのもおすすめです。
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焼きリンゴ+シナモン
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煮バナナ+生姜+豆乳
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温めたドライフルーツ+オートミール など
果物が合わない人のサインとは?
以下に当てはまる人は、朝フルーツの習慣を見直してみてください。
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朝にお腹が冷える・ゆるくなる
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朝食後にだるくなる
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生理痛・手足の冷えがひどい
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甘いものがやめられない
これらは「果物が冷え体質を進行させている」サインかもしれません。
温活しながら果物を楽しもう
果物は自然の恵みであり、栄養も豊富。
だからこそ、“摂り方”を間違えないことが重要です。
まずは、白湯やスープなどで内臓を温めてから摂る。
もしくは「温めて食べる」という新しい選択肢を取り入れてみてください。
内臓語録
果物は“自然の甘さ”でも、内臓には“冷たさ”として届いてしまう。
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