何をしても体重が微動だにしない「停滞期」。実は、食事や運動をいじる前に直すべき土台があります。それが「水・塩・睡眠・腸」。この4つを整えるだけで、水分停滞・ホルモンの乱れ・便秘が解け、体重がまた動き始めます。今日は“すぐやれる具体策”だけをシンプルに。
1. 水:巡りを回して代謝を戻す
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目安:体重×30–35ml/日(50kgなら1.5–1.8L)。汗をかく日は+500ml。
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タイミング:起床後/食事30分前/運動前後/入浴前後にコップ1杯ずつ。
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小ワザ:常温の水ボトルを常備。無意識で飲める位置に置く。
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NG:一気飲み、夜遅くの大量摂取(むくみ&睡眠質↓)。
2. 塩:むくみの犯人は“塩不足”のことも
「水だけ増やす→薄まる→体がナトリウムを抱え込む→余計むくむ」パターン、ありがち。
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目安:通常の食事で過剰なら追加は不要。薄味+大量発汗の日だけ“電解質”を意識。
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かんたん電解質ウォーター:水500ml+塩ひとつまみ(ごく少量)+レモン果汁少々。
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運動する人は市販の無糖電解質タブレットも◎
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注意:高血圧や医師の指示がある人は自己調整せず指示に従ってね。
3. 睡眠:脂肪燃焼ホルモンのスイッチ
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目安:7–9時間。就寝起床を毎日そろえる。
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90分前入浴(ぬるめ10–15分)→深部体温が下がって寝付き◎
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夕方以降のカフェイン・就寝1時間前のスマホ強光はオフ。
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6時間未満が続くと食欲ホルモン(グレリン↑/レプチン↓)で食欲が暴れがち。
4. 腸:停滞期=“詰まり”を解く
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目安:食物繊維20–30g/日(水溶性を厚めに)。
例)オートミール/もち麦/海藻/オクラ/りんご/キウイ/いも類 -
発酵食品:納豆・ヨーグルト・キムチを1日どれか1品。
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レジスタントスターチ:冷やご飯・冷やし芋で腸内細菌のエサに。
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基本:よく噛む/朝イチの水/適度な歩行(腸が揺れると動く)。
1週間ミニプラン(保存版)
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毎日:水1.5–2.0Lを“分割”で。食物繊維意識+発酵食品1品。歩数8,000–10,000。
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週2–3回:筋トレ(全身20–30分)。睡眠は23時台に就寝。
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発汗する日は電解質を少量追加。むくみが抜けたら元に戻す。
すぐ使えるチェックリスト(○×で)
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起きてすぐコップ1杯の水を飲んだ
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1日の水量が体重×30–35mlに届いた
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薄味+発汗時だけ電解質を足した
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7時間以上眠れた/寝る前1時間は画面オフ
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水溶性食物繊維の食材を2品以上とった
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発酵食品を1品とった
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歩数8,000歩以上/軽い筋トレをした
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便通は毎日 or 苦労なくあった
よくあるNG
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水だけガブ飲み・極端な減塩・徹夜→むくみ&食欲暴走
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食事をさらに削る→NEAT(無意識の活動量)低下で余計に停滞
まとめ一言
停滞期は「頑張り不足」じゃなく“土台が崩れてるサイン”。水・塩・睡眠・腸を1週間だけ本気で整えると、むくみがスッと抜け、体重も行動も軽くなります。
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